続いては、スイスの通貨の「スイスフラン」です。
ISO4217でのスイスフランの表記は「CHF」です。
スイスフランは円やドルと同様、有事のときに買われる避難通貨の代表格でした。
「でした」と過去系になっていますが、去年の9月からほぼユーロとの固定相場状態になってしまい、ユーロと完全に連動するようになりました。最低為替レートは1ユーロ/1.2スイスフランとして決め、それを下回るようだったら半永久的にユーロ買い、スイスフラン売りの為替介入をするとの報道がされました。
なので、今でも1ユーロ1.2スイスフランより少し上の水準をウロウロしています。
震災の頃などは円以上に買われて、2011年2月から8月までで対円で20円近くも暴騰しました。円を超える避難通貨といえると思います。ある記事ではリスク時の最強の通貨と書かれていました。
銀行では、割と売買がされますが、避難通貨である他には大きな特徴はないので、個人投資家があまり興味をもつ通貨ではないかもしれません(金利も低めです)。
スイスフランの通貨量は3.2%となっています。
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