今回は、「ユーロ高」と「ユーロ安」についてご説明したいと思います。
ユーロはヨーロッパで使用されている通貨で、ニュースにもよく登場するので、ドルの次に馴染みのある通貨だと思います。
前回の円高、円安より難しい問題を出します(^-^)
早速問題です。
<問題>
現在ユーロドルレートが1ユーロ2ドルです。3ヶ月後、1ユーロ3ドルなりました。
ユーロ高になったでのしょうか?ユーロ安になったのでしょうか?
円が絡まなくなるといきなり難しくなります!
私たち日本人にとってはこのように円が絡まないものは馴染みがないので、イメージしにくいです。前回のような考え方だと理解するのに時間がかかります。
円やユーロに限らず次の方法を使って下さい。
<テクニック>
外国為替取引にも市場慣行(ルール)があります。例えば、ドル円相場にしても、1ドル100円ということはあっても1円0.01ドルとはほぼ言いません。暗黙のうちにルールが作られて、ドルと円は1ドル●●円というのが一般的になっています。
ドルと円なら「ドル円」
ユーロとドルなら「ユーロドル」
となります。
私も入社当時はなんでドルユーロじゃないんだ?と思っていましたが、こういうルールなのです。さらに、ユーロとポンドなら「ユーロポンド」で為替レートが表記されます。「ポンドユーロ」にはなりません。
では、●●高▲▲安が簡単にわかるテクニックです。
<問題>
ユーロポンドが1ユーロ0.9ポンドから1ユーロ0.8ポンドになりました。ユーロ高になりましたか?ユーロ安になりましたか?
1.まず「ユーロポンド」は左にユーロがあるな!と考えます。
2.次に数値が0.9から0.8に下がっているな!と考えます。
3.まとめてこう考えます。(左の)ユーロが0.9から0.8に下がった。(左の)ユーロ安だ!
あとは反対の右通貨は高安を反対にするだけなので、「ユーロ安ポンド高」になったが答えです。
単純に「左が上がったら左が高い。左が下がったら左が安い」で終了です。
慣れると簡単ですから色々な通貨で考えてみてくださいね(^-^)v
<<今日の問題>>
<問題>
1豪ドルが1.2ドルから1.3ドルになりました。
ドル高でしょうか?ドル安でしょうか?
<回答>
ドル安
1.豪ドルが左にあるな
2.1.2から1.3に数値が上がってる
3.左の豪ドルが1.3に上がっているので、豪ドル高だ!だから右のドルはドル安だ!
スポンサードリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿