外国為替市場は「がいこくかわせしじょう」と読みます。
これってどこにあるんでしょうか?
私は銀行入社前までは、株式市場のように「東京証券取引所」などのような売り買いする場所があるものと思っていました。
配属1ヶ月目は大量の本を読んでいたのですが、どの本を読んでも外国為替市場は
「24時間売買がされている」
「東京→ロンドン→ニューヨーク→東京と市場が移り変わる」
と書いてあるものだけで、私は「じゃあ取引所はどこにあるんだよ」といつも思っていました。
結論から言ってしまうと取引所のような具体的に人が集まれるような見える場所はありません。取引所がないのです。
実はこれをイメージするのは最初は大変です。慣れるまでが辛抱が必要かもしれません。
また更に紛らわしいことに、ニュースでは、
お昼のニュースでは、「現在の東京外国為替市場では1ドル83円で取引されています」
夕方のニュースでは、「現在のロンドン外国為替市場では1ドル82円で取引されています」
夜遅くのニュースでは、「現在のニューヨーク外国為替市場では1ドル81円で取引されています」
などと言うものだからなおさら、東京やロンドン、ニューヨークに実際に取引する取引所があるかと勘違いしてしまいます。
これをイメージするためにはまず「市場(しじょう)」とは何かを知る必要があります。
続きは次の記事で。ご期待くださいね(期待するような内容じゃなかったらすみません・・・)。
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